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ハリアー ハイブリッド機構 アーカイブ

2007年08月12日

ハリアー ハイブリッド機構

THSⅡ
 ハリアーはハイブリッドシステムも、1.5倍パワーアップした最新のTHSⅡを装備、快適に走ります。

フロントユニット
 フロントユニットは、動力分割機構、ジェネレーター(発電機)、モーター、および減速機などで構成されています。 高電圧・高回転モーターとリダクションギヤの採用により、高出力化とコンパクト化の両立を実現しました。
 また、動力分割機構と結合したジェネレーター、モーター、エンジンをそれぞれ制御することで、電気式の無段変速機の機能を実現します。

フロントモーター
 走りの感動を追求するために、まずモーターの高電圧・高回転化をめざしました。 その結果、比類なきパワーとポテンシャルを秘めた次世代の高性能モーターが完成しました。

リダクションギア
 新テクノロジーのリダクションギヤは、フロントモーターの高出力・小型化を実現しました。 これにより、V6 3.3Lエンジンとのハイブリッド実現への道を開きました。 リダクションギヤによりモーターのトルクを増幅することで大きな駆動力を発生し、シームレスな加速をもたらします。

ジェネレーター(発電機)
 高出力モーターに十分な電力を供給するために、高回転化を図りました。 これにより供給パワーを大幅にアップしました。
パワーコントロールユニット
 バッテリーの直流電流とモーター・発電機駆動用の交流電流を最適に制御するインバータと可変電圧システムの昇圧コンバータによって最大650Vの高電圧化を実現しました。
 また、リヤモーター用インバータも内蔵するとともに小型化を図りました。

Ni-MH(ニッケル水素)バッテリー
 高出力ニッケル水素バッテリーは、モーターに最適な電力を供給します。 走行中は、発電機やモーターによる充放電制御が行われ、充電状態を一定に保ちます。 新開発の金属電槽モジュールにより、冷却性能を向上すると同時に小型化を実現。 リヤシート下にコンパクトに収納し、多彩なシートアレンジ機能を確保しました。

E-Four(電気式4WDシステム)用リヤモーター
 フロントモーターとは独立し、後輪を自在に駆動させる高電圧・高回転化したE-Four用リヤモーターを設定。全開加速時や雪道などの滑りやすい路面でスムーズに4WD状態へ切り替え、操縦安定性を確保します。
 また、制動時には充電機能としても働き、フロントモーターと合わせて高い回生効率を実現します。

回生ブレーキ
 減速・制動時にモーターを発電機として作動させ、走行する車両の運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、バッテリーに回収する回生ブレーキシステムを採用。
 また、ECB(電子制御ブレーキシステム)との組み合わせにより、一段と効率のよい回生を実現しました。

About ハリアー ハイブリッド機構

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